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1 | 紫におう西郊の森 夢さめやらぬ緑が岡の 霞にそびゆわが白亜城 春光うららに今さしそめて 常磐木の色はゆる われらが母校 青山 |
2 | わが若き日の燃ゆる紅 集うわれらが学びの園に いや高き望みつきぬ喜び 仰ぎみる夏の陽の影長く 常磐木の色はゆる われらが母校 青山 |
3 | ああ悦楽の四歳の暮し 時は移れど永久の結ぼれ 都の空に想出のまどい たそがるる日差し その背に負いて 常磐木の色はゆる われらが母校 青山 |
4 | 梢を渡る木枯しの舞 霜夜の月のその輪なりに 群れて踊りの響く歌声 篝火の焔 影を焦がして 常磐木の色はゆる われらが母校 青山 |